初心者でもわかる、おいしいコーヒー豆の見極め方│鮮度・標高・大きさを意識してみよう!
コーヒーショップやスーパー、ネットなど、今やコーヒー豆はどこでも手に入れることが出来るようになりました。
みなさんは、購入するときにはコーヒー豆のどんなところを意識して購入していますか?
ブランドや品種だけで選ぶ方は多いようですが、あと少しだけポイントを抑えればもっと美味しいコーヒー豆を選ぶことが出来ます。
ここでは、美味しいコーヒー豆を見極めるポイントについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは自分好みの味を見つけることから
まず、何といっても一番大事なのは「自分がどんな味を好むのか」でしょう。
苦味が強いもの、酸味が強いもの、甘みがあるもの、コクがあるもの、キレがあるもの、香りが強いもの等々、挙げたらきりがないほど様々な味の特徴がコーヒーにはあります。
自分がどんなコーヒーを飲みたいのか、どんな味を好むのか、ここを明確にしてから購入するだけでも普段飲むコーヒーの味はぐっと変わることでしょう。
焙煎したての豆を選ぶ
コーヒーの味を良くするポイントとして、よく挙げられるのが
- 上質な豆を選ぶ
- 淹れ方にこだわる
- 豆の保存状態を良くする
等がありますが、もっとも味に影響する①『上質な豆を選ぶ』ということに着目してみましょう。
では「上質な豆」とはどのような豆のことを言うのでしょうか。単純に価格が高いものが上質なのでしょうか?
安いものに比べれば高いものの方が質の良い豆が多いのは事実です。しかし、価格以上に豆の質を左右する大事なことがあります。
それは『鮮度』です。
鮮度の良いコーヒー豆とは?何が違う?
コーヒーを美味しく飲むためにもっとも重要なのは豆の鮮度であり、焙煎後が一番新鮮といわれています。
コーヒーは空気に触れること酸化してしまうのが欠点なのですが、焙煎することで酸化スピード一気に高まってしまうのです。
そのため、焙煎してから数週間、数か月経った豆は、鮮度、味わい、香りといったものが大きく失われており、焙煎したてのものに比べると味が全く異なります。
とはいえ、「焙煎直後が一番良い」というわけではなく、2、3日置いた頃が豆が熟成されており一番豆の風味が高い状態で、“飲み頃”と言えます。
『鮮度』の点から言えば、スーパー等で袋詰めされて売られているコーヒー豆は、いつ焙煎を行ったかが不明なことが多く、賞味期限しか記載されていないものもたくさんあります。こういった豆は大体焙煎から数週間~数か月経っているものが多いため、とても「上質なコーヒー豆」とは言えないでしょう。
そのため、コーヒー豆を選ぶ際には『いつ焙煎されたものなのか』に注意することも大事です。
可能であれば、購入時に焙煎してもらうのが一番良いかもしれません。
『珈琲きゃろっと』という通販店では、注文をしたあとに初めて焙煎してもらうことができます。こういった豆を使ってコーヒーを淹れると、とても自宅で淹れたとは思えない本格的なコーヒーを簡単に入れることができます。
もしまだ試したことのない方は、安く買える『お試しセット』から試してみてください。珈琲きゃろっとのお試しセットについては以下の記事でくわしく書いていますのでよろしければ参考にしてみてください。
➡【写真つき】珈琲マニアにも人気!珈琲きゃろっとのお試しセットを飲んでみた感想・口コミ・評判まとめ
さて、上記二つは誰でもすぐ出来る美味しいコーヒー豆の見極め方でしたが、ここから少し深い話になります。
といっても決して難しいわけではなく、知ってさえいれば豆の見極めに即使えるものですので、ぜひ頭の片隅にでも入れておいてください。
コーヒー豆のグレード
コーヒー豆には”グレード”と呼ばれる、豆の質を評価する指標があります。
グレード評価方法には
- 生豆の粒の大きさ(スクリーンサイズ)
- 産地の標高
- 精製方法
- 味
- 欠点数
などがあり、コーヒー豆生産国では、これらのどれかを使用してグレード評価をしています。つまり生産国Aでは生豆の粒の大きさで、生産国Bは産地の標高で、とそれぞれの国で評価方法が異なります。
国によって評価方法が異なるため、品質にばらつきが生じているのが現状です。そのため、近年はある程度の世界基準を設定するようになってきてはいるようです。
しかし、一般的に『標高が高いところで栽培され、生豆のサイズが大きいものは風味豊かである』とされており、実際この標高と豆のサイズによる評価を取り入れている国が多いようです。
そこで、ここでは①生豆の粒の大きさ、②産地の標高の2点に絞ってご説明します。
スクリーンサイズで選ぶ
生産国のいくつかは、コーヒー豆の大きさに「スクリーン」という単位を使用しています。
豆が大きいほど味わいが深く、またしっかり熟成されている高品質の豆とされ、評価が高くなります。高品質になるほどスクリーン数値が高くなり、例えばブラジルであれば、
- 『生豆の大きさ8㎜のものがスクリーン20』
- 『7.5㎜のものがスクリーン19』
のようにランク付けされています。
問題は、スクリーンサイズにおける評価の表記方法が各国異なることでしょうか。
タンザニアやケニアなどでは、上位の豆をAAとし、以下スクリーンサイズが下がるごとに、A→B→Cと表記されていくのに対し、コロンビアでは、上位の豆が『スプレモ』と呼ばれ、その次が『エキセルソ』と表記されます。
また、キューバでは上位から、ETL→TL→ALと表記されます。
各国で表記方法が違うため少し難しいのも事実ですが、一般的にアルファベット順にランク付けされているものが多いかと思いますので、AA→A→B→Cの順で評価が下がっていくと思っておけば、豆選びの参考にはなるかと思います。
標高で選ぶ
グレード評価に『コーヒー産地の標高』を使用する国もあります。コーヒー豆は標高によっても味が変わるのです。
というのは、昼夜の寒暖差が激しい地域で作られコーヒー豆はコーヒーの実が硬く締まり、味がしっかり凝縮され、酸味、香り、味わいといった風味豊かな高品質の豆が収穫できるといわれています、
標高が高い方が寒暖差が激しいのは想像してみるとお分かりいただけるかと思います。従って、標高が高いほどこのグレード評価が高いことになります。
各国により判断基準となる標高値がバラバラであり、どこから標高が高いと言えるのか明確な区分はないようですが、だいたい標高1000m以上が基準値となっているようです。
例:グアテマラの場合
標高4500~5000フィート(約1350~1500メートル)で収穫されたものが最高級グレードであるSHB(Strictly Hard Bean)にランク付けされています。それ以降、HB→SH→EPW→PWの順で評価が下がっていきます。
『ブルーマウンテン』というコーヒー名を耳にしたことがあるかと思います。実はこれ、ジャマイカで収穫されたコーヒーの等級名なのです。
ジャマイカのブルーマウンテン地区でのみ収穫されたコーヒーに付けられた等級で、ジャマイカにおける最上位の評価です。「CMなどでよく聞く名前だし美味しいだろう」と思ってあまり気にせず買っていたものが、実はジャマイカの最高級コーヒー…だったなんて人もいるのではないでしょうか。
標高のまとめ
スクリーンサイズ同様、各国表記方法が違うのが素人にとっては難しいところではありますが、
- ”Strictly(ストリクトリー)”がついていると最高評価
- ”Hard”もしくは”High”がついているとまずまずの評価
- それ以外だと、低めの評価
とざっくり言えるかと思います(ジャマイカのように地区名がついているものには当てはまりませんが…)。
以上、美味しいコーヒー豆を見極める方法をご紹介しました。このようなおいしいコーヒー豆を手に入れた際は、【保存方法】にも気を付けてみてください。
➡【簡単な保存方法】器具不要。家庭でできるコーヒー豆の保存方法3選
人気コーヒー豆(粉)ランキング
当サイト経由で実際に売れているコーヒー豆を人気順にご紹介します。
どれもそこらへんでは買うことのできない高品質の豆ですが、「お試しセット」なら非常にお得な値段で買うことができます。
コーヒーが好きな方はぜひ試してみてください。
人気ランキング 第一位:珈琲きゃろっとのお試しセット
珈琲きゃろっとは、本格コーヒーを求める方にこそ人気があります。注文を受けてから初めて焙煎してくれますので、最適な状態で自宅に届きます。
「本当においしいコーヒーを探している」という方は、珈琲きゃろっとを選んでおけば間違いありません。自信を持ってそう言い切れるくらいの品質と鮮度が備わっていますので、ぜひ試してみてください。
詳細記事⇒【写真つき】珈琲マニアにも人気!珈琲きゃろっとのお試しセットを飲んでみた感想・口コミ・評判まとめ
人気ランキング 第2位:ロクメイコーヒーのお試しセット
品質、味ともに素晴らしいと認められた「スペシャルティコーヒー」を4種類試せるセット。
100g(約10杯分)×4袋入っているから、いろいろな銘柄を少しずつ試すことができます。
毎日色々な風味を楽しみたい方におすすめです。
詳細記事⇒ロクメイコーヒーのお試しセット│失敗したくない方におすすめ
人気ランキング 第3位:ドイコーヒーのお試しセット
「とにかく新鮮なコーヒーを飲みたい」という方にはドイコーヒーがおすすめです。
他店との違いは、焙煎日を決めさせてもらえるというところ。
焙煎したばかりの豆を送ってもらうことができますので、非常に新鮮で素晴らしい風味のコーヒーを淹れることができます。